残業代の考え方

残業には2つの種類がある。
・業務遂行能力のある社員なので、仕事を振られ過ぎて残業する。
・時間管理能力のない社員がスケジュールどおりに仕事が終わらず残業する。
最近、国内では残業代未払いで告発される大企業が多発している。告発されているケースはどれも会社側が悪いと思うが、一方、残業代稼ぎのために遅くまで残る社員も少なからず居ることは事実(昔自分もそうだった)だと思う。労働基準法では、規定労働時間を過ぎた場合の給与は時給の1.25倍と決まっている。時給1000円なら1250円になる。2時間残業すれば、飲み屋で1杯できる。ちなみに、管理者には残業代を出す必要はない。管理する人は、当然自分の時間管理ができていて、それなりの給与をもらうからだ。従業員は長く働いてお金を多くもらうのではなく、決まった時間内で多くの仕事をするように努力しなければないらい。また、管理者は長い時間働いた従業員を評価するのではなく、決まった時間内に成果を出す従業員を評価しなければならない。時間単価の仕事ではない限り、残業=コストだよ。